札幌第一法律事務所 > 交通事故 > 物損事故から人身事故へ切り替える方法とメリット

物損事故から人身事故へ切り替える方法とメリット

交通事故の直後は痛みに気づかず、物損事故として処理してしまうケースは少なくありません。

しかし、後から痛みが出た場合は、速やかに人身事故へ切り替える手続きを行う必要があります。

本記事では、物損事故から人身事故へ切り替える方法や、切り替えることで得られるメリットについて解説します。

物損事故から人身事故へ切り替える方法

物損事故から人身事故への切り替えを行うためには、まず整形外科などの医療機関を速やかに受診してケガの治療を受け、今回の事故が原因であることを証明する診断書を作成してもらう必要があります。

整骨院ではなく医師のいる病院で診察を受け、診断書を取得することが大切です。

診断書を受け取ったら、事故現場を管轄する警察署の交通課へ持参します。

窓口で診断書を提出して切り替えたい旨を伝えると、警察官による受理と必要な捜査が行われ、手続きが進められます。

物損事故から人身事故へ切り替えることで得られるメリット

この切り替え手続きを行うメリットは、自賠責保険や任意保険が適用され、ケガに対する適切な補償を受けやすくなる点にあります。

物損事故のままでは原則として車の修理代などの物的損害しか対象になりませんが、人身事故になれば病院での治療費や通院交通費をはじめ、休業損害や精神的苦痛に対する慰謝料などを加害者側へ請求できるようになります。

また、その後の示談交渉において過失割合を適正に判断するための客観的な証拠が得られることも見逃せません。

人身事故として処理されることで警察による詳細な実況見分が行われ、ご自身の主張を裏付ける重要な資料となる実況見分調書が作成されます。

警察署での切り替え手続きにおける注意点

物損事故から人身事故へ切り替える手続きで注意が必要な点は、事故発生から警察署へ診断書を提出するまでの経過日数です。

一般的に事故から1週間以上経過してしまうと、ケガと事故との因果関係を証明することが難しくなり、警察が切り替えの申請を受理してくれない可能性が高まります。

そのため少しでも身体に違和感がある場合は、当日や翌日など可能な限り早く病院を受診してください。

もし警察で切り替えが受理されなかった場合でも、保険会社に人身事故証明書入手不能理由書を提出することで、ケガの補償を受けられる救済措置があります。

また、加害者側から物損事故のままにしてほしいと頼まれるケースもありますが、ご自身の正当な権利を守るためには安易に応じず、速やかに適切な手続きを進める判断が必要です。

まとめ

今回は、物損事故から人身事故へ切り替える方法とメリットについて解説しました。

速やかに病院で診断書を取得して警察署へ提出することが切り替えの基本手順であり、手続きを完了させることで治療費や慰謝料などの正当な補償を請求できるようになります。

事故から日数が経過すると警察に受理されなくなる恐れがあるため、少しでも身体に違和感がある場合は早期に対応し、困ったときは弁護士への相談をご検討ください。

よく検索されるキーワード

Search Keyword

弁護士紹介

Lawyer

二人の弁護士が、相続問題や離婚問題、交通事故、不動産トラブルなどそれぞれの得意分野で連携しながら、組織力と迅速なフットワークで解決してまいります。道内全域からのご相談にお応えしております。

弁護士

細川 晋太朗ほそかわ しんたろう
所属団体
札幌弁護士会
経歴

2010年 北海道大学 卒業

2012年 北海道大学 法科大学院 修了

2014年 札幌弁護士会 登録

2014年 札幌の法律事務所に入所

2018年 札幌第一法律事務所を開所

事務所概要

Office Overview

事務所名 札幌第一法律事務所
代表者 細川 晋太朗(ほそかわ しんたろう)
所在地 札幌市中央区南1条西9丁目5番地1 札幌19Lビル8階
TEL/FAX Tel.011-206-9860 Fax.011-206-9859
営業時間 平日 9:00~17:30 (事前予約で時間外対応可能です)
定休日 土・日・祝日 (事前予約で休日も対応可能です)
アクセス

札幌市電山鼻線「中央区役所前」駅 徒歩3分

札幌市営地下鉄東西線「西11丁目」駅 徒歩5分