M&A

M&Aは、「Mergers and Acquisitions」(企業の合併と買収)の略であり、「合併」として、吸収合併、新設合併などが、「買収」としては、株式譲渡、新株引受、株式交換などが手段として用いられます。
このM&Aが行われる目的とは何なのでしょうか。

 

まず、1つ目としては、後継者問題の解決です。日本は高齢化が進み、後継者問題に頭を抱える企業が多くなってきています。

そこで、第三者に会社の事業を譲渡するなどして、後継者を決定し、事業を継続させることができます。

 

2つ目として、相乗効果(シナジー効果)を生むために行われることもあります。

自身の企業の弱い部分を他社のテクノロジーや人材を獲得することで、両企業の強みをかけ合わせた相乗効果が得られることがあります。

 

一方で、デメリットもあります。例えば、優秀な人材が流出してしまったり、シナジー効果を得られるかは不明確であることです。

シナジー効果は、合併してみなければわからない部分があったり、効果が得られるまで一定の期間を要する場合があります。

 

次に、M&Aの方法についてみていきます。「株式譲渡」は、M&Aにおいて最も多く利用される手段です。会社を譲渡する側の企業が、全体の50%を超える割合の株式を対価と引き換えに譲渡することで行われます。「事業譲渡」は、企業を全て譲渡するのではなく、特定の事業のみを譲渡する方法です。「株式交換」は、一定の手続きによって、会社がその発行する株式全部を他の株式会社に取得させるものです。

「合併」とは、2つ以上の会社が、契約によって、1つの会社となることです。

 

このようにM&Aにはメリットがある一方で、デメリットも存在するため、自身の状況に適した手段を選択することが大切といえます。

そこで、法律の専門家である弁護士と相談して行うことをおすすめします。

 

札幌第一法律事務所は、札幌市、石狩市、恵庭市、千歳市において、離婚問題、相続問題、交通事故、不動産トラブルや企業法務について、お客様のトラブルを解決しております。どんな些細なものでも構いませんので、お気軽にご相談ください。

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二人の弁護士が、相続問題や離婚問題、交通事故、不動産トラブルなどそれぞれの得意分野で連携しながら、組織力と迅速なフットワークで解決してまいります。道内全域からのご相談にお応えしております。

弁護士

細川 晋太朗ほそかわ しんたろう
所属団体
札幌弁護士会
経歴

2010年 北海道大学 卒業

2012年 北海道大学 法科大学院 修了

2014年 札幌弁護士会 登録

2014年 札幌の法律事務所に入所

2018年 札幌第一法律事務所を開所

弁護士

菅井勇人すがいはやと
所属団体
札幌弁護士会
経歴

2008年 北海道札幌西高校 卒業

2012年 北海道大学法学部 卒業

2014年 北海道大学法科大学院 修了

2015年 札幌弁護士会 登録

2015年 札幌市内弁護士事務所 勤務

2018年 札幌第一法律事務所 開所

事務所概要

Office Overview

事務所名 札幌第一法律事務所
代表者 細川 晋太朗(ほそかわ しんたろう)、菅井勇人(すがいはやと)
所在地 札幌市中央区南1条西9丁目5番地1 札幌19Lビル8階
TEL/FAX Tel.011-206-9860 Fax.011-206-9859
営業時間 平日 9:00~17:30 (事前予約で時間外対応可能です)
定休日 土・日・祝日 (事前予約で休日も対応可能です)
アクセス

札幌市電山鼻線「中央区役所前」駅 徒歩3分

札幌市営地下鉄東西線「西11丁目」駅 徒歩5分