労務管理

労務管理とは、会社で働く従業員の賃金や福利厚生などの労働問題を管理することをいいます。

労働問題は、会社が経営を行っていくうえで必ず直面する問題です。


会社が経営をするうえで、会社は複数の従業員を雇いますが、さまざまな場面で労働問題が生じることがあります。
具体的には、ハラスメントやいじめなど職場での人間関係の問題、労働災害、通勤災害と言った労災保険関係の問題、残業代、未払い賃金、賃金の減額などの賃金トラブル、不当解雇やリストラ、退職勧奨といった解雇の問題、配置転換や転勤に関するトラブル、就業規則の変更、産休育休の問題、そして労働組合との問題です。

 

そこで、ここでは、従業員を雇用した場合に必要な管理をご紹介します。
まず、労働期間を定める必要があります。労働契約に期間が定められている場合には、その期間を契約書に明記し、その延長を可能にする場合にはしっかり通知することが大切です。
労働時間が定められている場合には、具体的に記載する必要があります。働く曜日はいつであるか、休日や休憩時間についてしっかりと記載します。
そして、労働の対価を記載する場合には、固定給であるのか、日給であるのか、時給であるのかについて明記します。

 

また、労務管理の基本である法定三帳簿を利用し、3年間保存する義務があります。三帳簿とは、①労働者名簿、②賃金台帳、③出勤簿のことを意味します。①労働者名簿とは、従業員の情報をまとめた情報であり、氏名や生年月日、業務の種類、退職の日付などを記載します。②賃金台帳は、従業員の賃金支払い状況を記載したものです。氏名や労働時間、基本給、手当などを記載します。③出勤簿は、従業員の出勤状況を記録したものです。

通常、タイムカードで記録したりしたものを出勤簿として、以後保管することが多いです。

 

その他、社会保険に加入したり、労働時間や休憩時間を管理するなど、労務環境を管理する方法は多くあります。

 

札幌第一法律事務所は、札幌市、石狩市、恵庭市、千歳市において、離婚問題、相続問題、交通事故、不動産トラブルや企業法務について、お客様のトラブルを解決しております。どんな些細なものでも構いませんので、お気軽にご相談ください。

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二人の弁護士が、相続問題や離婚問題、交通事故、不動産トラブルなどそれぞれの得意分野で連携しながら、組織力と迅速なフットワークで解決してまいります。道内全域からのご相談にお応えしております。

弁護士

細川 晋太朗ほそかわ しんたろう
所属団体
札幌弁護士会
経歴

2010年 北海道大学 卒業

2012年 北海道大学 法科大学院 修了

2014年 札幌弁護士会 登録

2014年 札幌の法律事務所に入所

2018年 札幌第一法律事務所を開所

弁護士

菅井勇人すがいはやと
所属団体
札幌弁護士会
経歴

2008年 北海道札幌西高校 卒業

2012年 北海道大学法学部 卒業

2014年 北海道大学法科大学院 修了

2015年 札幌弁護士会 登録

2015年 札幌市内弁護士事務所 勤務

2018年 札幌第一法律事務所 開所

事務所概要

Office Overview

事務所名 札幌第一法律事務所
代表者 細川 晋太朗(ほそかわ しんたろう)、菅井勇人(すがいはやと)
所在地 札幌市中央区南1条西9丁目5番地1 札幌19Lビル8階
TEL/FAX Tel.011-206-9860 Fax.011-206-9859
営業時間 平日 9:00~17:30 (事前予約で時間外対応可能です)
定休日 土・日・祝日 (事前予約で休日も対応可能です)
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